名古屋市北区の学習塾、適塾。適塾の卒業生たちは毎年それぞれの志望校へと進学していきます。

科目

科目ごとの方針について

数学

進学校の数学は高2末までに数Ⅰ・A,Ⅱ・B,Ⅲ・Cのすべてを終わらせるカリキュラムで進んでいます。この速い進度ゆえに、じっくり腰をすえて問題演習に取り組むことができず、数学の勉強そのものが頻出問題の解法の暗記になっています。これでは本当の数学の力は身につきません。
そのため、適塾の授業では演習に力を入れ、「じっくり考え、深く理解する」ことをテーマに、問題を考えるための土台である基礎力を徹底的につけることから始めます。

具体的には次のことの習得に力を入れています。

  1. 絶対値を正しくはずす。
  2. 文字定数があれば場合分けをする。
  3. 式の置き換えを行ったときはその文字の範囲を求める。
  4. 整数の方程式は整数の解き方で解く。
  5. 確率はすべてのものを区別し、同様に確からしいことを確認する。
  6. 軌跡では限界を常に意識し、正確に出す。
  7. 与えられたベクトルを分解や結合して使いやすく変形する。
  8. 漸化式は丸暗記ではなく、系統立てて理解する。

そして、定評のある良問をじっくり咀嚼することで自ら発想する力を養います。
また、生徒が解いた解答にはすべて目を通し、筋道立てて推論を展開しているかを確認し、答案の書き方を指導しています。

日本史

この講座では私立高校のベテランの先生を招聘し授業を行っています。
日本史の全体の流れをつかむことを主眼に、何故そうなっていったのかという「歴史の必然」や背景をつかむことで知識を深めています。また、資料集の図表や写真なども使いこなせるようにしています。そして、センター試験はもちろんのこと、最終的には論述問題のレベルまで到達するよう地力を養っています。
先生の豊富な経験を生かした定期試験対策も万全です。

物理

物理という科目は大まかには力学、波、熱、電磁気、原子という5つの分野から成り立っています。その中で最も重要な分野は力学分野です。というのは、ほかの分野も最終的には力学的な理解を必要とし、特に単振動の分野は、入試レベルでも熱や電磁気の分野に直結しています。そこで、力学分野の演習を繰り返し行うことで、他の分野につながる実戦力を養っていきます。

化学

「化学基礎」では、ミクロの世界である原子・分子などの世界が、マクロな世界である日常の物質の状態とつながっていることから学びます。
皆さんには、化学の目を通して、物質の挙動を感じてもらいたいと思います。
一歩進んで「化学」は、多岐にわたる化学物質に対して行われる様々な実験操作を誤解することなく解釈し、物理や数学の力を借りて解決するという、総合力が問われる科目です。
そこで、簡単な問題を数多くこなすことと、応用問題を簡単な問題に還元することを重視しています。

英語

英語は基礎からの積み重ねが極めて重要な科目です。

特に中学レベルの基礎的な英文法ができていなければ、高校レベルの単語や熟語を十全に活用するどころか、テスト前に一晩だけ記憶することすらままなりません。
英語力の骨格である文法力が築かれてはじめて、単語・熟語・慣用表現などの筋肉と呼べる部分がきちんと身につき、その努力が実を結ぶのです。

そのため、適塾では腰を据えて文法を再構築することを重視しています。
具体的なポイントとしては、

1.英文の基本である主語(主部)と動詞(述部)
2.動詞の型(文型)および、目的語・補語・修飾語
3.各品詞(名詞・形容詞・副詞など)のはたらきと用い方

などで、これらの理解と判別は本来は中学生の段階で身につけておくべき必須事項ですが、上位進学校ですら高校3年の段階でも全員が出来ているとは言い難いのが現状です。
これでは大学入試に挑む資格が無いとさえ言えます。

英語は正しく学びさえすれば、時間をかけた分だけ必ず実力が伸びますが、それがテストの点となってすぐに現れるものではありません。
しかし一度成果が現れはじめると、容易には崩れない強固な武器となってくれます。

英語の成績が伸びなやんでいる高校生の多くは、英文法の体系的な学習法をそもそも学んでいないか、きちんと身につけていないためであると思われます。
文系でも理系でも避けることのできない唯一の教科こそが英語です。

英語をあなたの弱点から得意分野へ変えるため、今すぐ動き出しましょう。

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